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2023年までの【つみたてNISA】ですが、その概要についてまとめてみました。

つみたてNISAとは

少額投資非課税制度のことで、限度額内であれば投資で得た利益に対して税金がかからない制度のことをいいます。

通常であれば、例えば100万円で株式投資を行い、うまく値上がりが取れて120万円に増えたとします。

この場合の利益は20万円ということになります。ここに約20%の税金がかかりますので、4万円が徴収されることになります。

つまり税引き後利益は16万円となり、116万円が手元に返ってくることになります。NISA制度はこれが非課税になる制度です。

つみたてNISAであれば年間投資上限額40万円非課税投資期間20年間という制限内であれば税金がかかりません。

投資できる商品が金融庁が認めた一部の優良投資信託のみという制限もありますが、逆をいえば変なボッタクリ商品に投資してしまうリスクも回避できるわけです。

年間40万円という比較的投資しやすい金額 ドルコスト平均法を実践でき、リスクを抑えることができるといった点から投資初心者でも始めやすく、「投資デビューはつみたてNISAから」という方も多かったと思います。

 

つみたてNISAでの運用成果のシミュレーション

3%で運用できた場合

  • 毎月の積立金額:3万円
  • 想定利回り(年率):3%
  • 10年間運用
  • 元本:360万円

10年間で積み立てた金額は360万円ですが、分配金を再投資し運用すると、計算上419万2243円となります。

さらにつみたてNISAで積み立てた場合、運用益に税金がかかりません。

 

5%で運用できた場合

  • 毎月の積立金額:3万円
  • 想定利回り(年率):5%
  • 10年間運用
  • 元本:360万円

上記のシミュレーションでは、運用の結果360万円が465万8468円となります。

毎年の利回りが同じではなくとも、運用を始めることで期待はできます。

 

長期運用によるドルコスト平均法複利効果で利益

複利の効果は期間が長くなるほど大きくなります。 運用益がなるべく大きくなったとき、目標に達した段階で、現金化することが大切です。

とはいえ、「そんな簡単に運用なんて、うまくいくわけない!」と言われる方もいらっしゃるでしょう。 おっしゃる通りです、しかし、運用には方法があります。 「一括運用」と「積立運用」は違います。 同じ商品で運用しても、「一括運用」では損失が出て、「積立運用」では利益が出る場合がありますし、その反対もあります。 「一括運用」では、なだらかな上昇を目指しましょう。 「積立運用」は値動きが大きな金融商品で、将来上昇するもの、将来上がるのであれば、一時的に運用商品の価額が下がってもいいのです。

運用は、常に上がらないといけないと考える方が多いのですが、積立は値動きがあることにより、利益が出せるのです。

積立は基準価額が高い時にはあまり購入せず、基準価額が下がった時に多く購入できるため、効率の良い方法なのです。

積立の場合、何で運用するかは価格変動が大きなもの、しかも定期的に価額が回復するものが好まれます。

その上で、分配金は受け取らずに、再投資することも効果的です。そこで複利効果が生まれますので、さらに運用効果が高まります。

注意することは、すぐに積立をやめないこと

日本の多くの方は積立の期間が短いのですが、投資信託の価額が下がった時は、たくさんの口数を購入することができるため、将来の値上がりのためには、値下がりはチャンスといえるのです。積立を続けることで、将来の資産づくりがめざせます。

今は、つみたてなどを利用すると運用益に税金がかからないので、余裕資金を作って将来のための資金づくりができるでしょう。

ただし、リスクがあることも忘れてはなりません。また、目標額に達した場合、利益確定した段階で、必ず引き出す必要はありません。まとまった資金になったときに値下がりを防ぐためには、安定的な商品に切り替えることもひとつでしょう。

 

金融庁HPの資料を掲載します⬇️

 

 

2023年のつみたてNISAの設定はこちら⬇️⬇️

takanamon.hatenablog.jp

 

2023年のつみたてNISAの実績はこちら⬇️⬇️

takanamon.hatenablog.jp